2019年4月27日土曜日

段落と強制改行

日本語の文法的には「段落」は、文章においてまとまった文のひとかたまりをいい、段落の始めは、行頭を一文字字下げをします。
ワードでいうところの「段落」とは、「段落記号」から「段落記号」の間までをいいます。
ということでお話し。

「段落」とは、「行」のことではありません。
「段落」とは、「段落記号から次の段落記号の間」までの話のまとまりをいいます。

ワードでは、「段落記号」は、次の記号で表示されています(正確には多少異なりますが)





同じ話のまとまりを維持しつつ、行のみを変えたいという場合には、強制改行を行います。
強制改行は、「Shiftキー」+「Enterキー」で行います。
そうすると画面上の表示は、下記の様に表示されます。






文章を箇条書きにする場合にその効果がよく理解できます。

例:以下を箇条書きにします

一つ目はこれです。とてもかわいい猫の置物です。
二つ目はあれです。おおきな犬の置物です。
三つめは何もありません

これを箇条書きにすると下記の様になります。
  • 一つ目はこれです。とてもかわいい猫の置物です。
  • 二つ目はあれです。おおきな犬の置物です。
  • 三つめは何もありません
「とてもかわいい猫の置物です」の前で「Enterキー」を押下すると、そこに新しい段落が設定されるので箇条書きは下記の様になります


  • 一つ目はこれです。
  • とてもかわいい猫の置物です。
  • 二つ目はあれです。おおきな犬の置物です。
  • 三つめは何もありません

「Shiftキー」+「Enterキー」で同じ位置を強制改行すると下記の様になります。

  • 一つ目はこれです。
    とてもかわいい猫の置物です。
  • 二つ目はあれです。おおきな犬の置物です。
  • 三つめは何もありません

箇条書きの場合は、段落の効果がよくわかりますね。
話のまとまりを変えずに行だけを変えるには、「強制改行」を行います。
改行のつもりで「Enterキー」を押すと段落が変わるので箇条書きも意図した様にはなりません。注意しましょう。

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